文章を書くことについて
あまり時間がないのでさらっと。
たまに、書いた文を褒めて頂くことがあるので、自分の文章遍歴(?)についてつらつら。
幼稚園の頃に入院していたり、外で遊べなかったりした時期があったので、本を読んでいましたね。
絵本や、写真がたくさん載った薄い図鑑とかもあったかな。
気に入っていたのは、小学館の子供向けの図鑑でした。
シリーズで家にあったのですが、一番のお気に入りは、保健と人体の図鑑(?)。タイトルはうろ覚え。
そんなに分厚い図鑑ではなかったですが、毎日のように見るせいで、ページがバラバラになりかけていたのを覚えています。
そんなこんなで、確かに本には十分親しんだ子供時代ではありました。
でも小学生の頃、作文は苦手でした。
20台の終わりぐらいまでは、本当に活字中毒だったと思います。
今は、小説はそんなに読まないんですけどね。
仕事で文を書いていたこともありました。
ちょっと珍しいかもしれないですが、取説を書く仕事をしていました。
とあるメーカーさんの電気製品に付属するものを。
そのときどきによって、書いた取説の製品を使うのは、一般の方だったり、プロの方だったり。
日本の方だったり、輸出先の外国の方だったり。
なので、日本語と英語の取説を書いていましたね。
そういう感じだったので、仕事として書く文章にはギチギチにルールと縛りがあり、あんまり自由な表現はできなかったんですが、ルールの中でどれだけ自分のカラーを出せるかやってみるのがちょっと楽しかったり。
この情報はどう言葉で表現したら伝わるのか?
それをすごく考えていた時期でした。
常に納期との闘いでしんどかったけど。
でも、たぶんわたしの文章の原点は。
交換日記です。
中学生の頃の話ですね。
面白いと思ってもらいたくて、わたしの書いたもので爆笑は無理でもせめてニヤッとしてほしくて。
相手の顔を思い浮かべて、その人にはどんな表現なら伝わるか、ウケるか、ひいてはわたしを面白いと思ってもらえるか。
そんなことばっかり考えていました。
そんな努力(?)のおかげでしょうか。
もう少し大人になった頃、友達と文通をしていて(そう。ネットなんかなかったんですその頃はw)、「ハノンちゃんの手紙は、すぐ側にいてしゃべりかけられてるみたいな感じでいいね」って言われたことがあって、思わずガッツポーズしましたね。
そうそうそれを狙ってるのよ。わかってくれた?って。
簡単ではありますが、わたしの文章のルーツってだいたいこんな感じです。
そのときどきでハマった本の話をすると、アホほど長くなってしまうので、このへんで。