はのん 君はどこを目指す?

西洋占星術とタロットなどなどを勉強中。たぶん一生。少しずつ外に出て鑑定にも取り組んでます。

【チャート読み】好きなクリエイターはわたしのどこを満たすのか ~デヴィッド・リンチ編~ その2

さて。前回で簡単にチャートを読んだところで。


今回は、この人の作品がわたしをどう満たしてくれているのか読んでみようと思います。

 

諸般の事情により、きれいな画像を載せることができなくて、見にくくて申し訳ないです。

 

f:id:hannon-futaba:20190408065523j:image

 

まず一番に気づくのは、監督とわたしの月同士が合で重なっているってことでしょうか。わりとタイトなオーブで。

図の緑の丸の部分がそれ。
これ、気質的に似通ってるってことだと思います。
リンチ監督から繰り出される、ある意味奇矯な心象風景からくる映像を、わたしは「理屈抜きでワカル!」っていう意味でしょうかね。


あとはそうですね。
何かを鑑賞したり、楽しんだり味わったりっていう心の働きは、天体でいうと金星の管轄と言われています。


鑑賞し楽しむ側はここで言うまでもなくわたしなので、わたしの金星に対して監督の天体がどう作用しているかを読んでみましょうか。


前回の記事で、リンチ監督のやぎ座の太陽金星コンビに衝動を与え続けるかに座の火星土星と、その両方を焚きつけて煽るてんびん座木星の話をしましたが、その木星に対して、わたしの金星が合している。

黄色の丸がそれです。


やぎかにてんびんの天体たちが表すのは、まぎれもなく監督自身の製作衝動だと思われますが、わたしの感性はそれらの天体とまるっと関係を持っている。

つまり、彼が発想し形にするものをまるごと受け止めて楽しめるというわけ。

 


わたしはもはやリンチ・ワールドから逃れられない。
これが結論です。知ってたけどね。

だって好きなんだもん。


 

【チャート読み】好きなクリエーターはわたしのどこを満たすのか ~デヴィッド・リンチ編 その1~

星占いの師匠が言っていた。
「好きな作家や映画監督のチャートを見ると、その人の作品のどこが自分を満たしてくれているのかがわかるよ」と。
ということで、今回は映画監督からひとり。
 
昔むかし、日本がバブリーで浮かれてお金が回っていた頃、この人の絵の個展が表参道で開かれたことがあったんです。
ファンなので、まあ行きましたよね。
作品、もうすんごかったです。
リンチは何をやってもリンチだわーと思いながら帰りました。
 
映画で好きなのは、マルホランド・ドライブ。ストレイトストーリーもよかったです。
 
さて。デヴィッド・リンチ監督といえば、世界一メジャーなカルト映画監督。矛盾だ。
どんな感性を持っていると読めるのか。
楽しみでございます。

 

f:id:hannon-futaba:20190403062505p:plain

David Lynch 1946.01.20 03:00 Missoula
青丸で囲んだのが、重要かなと思ったポイント。
 
前回の村上春樹さんのときと同じく、まずは世代的な特徴から読んでみましょうか。
 
冥王星はしし座。心は永遠に青春のままでいることに、譲れないこだわりを持った世代。
 
海王星はてんびん座。人と人との関係性にいつまでも夢や期待を持つ世代。
 
天王星はふたご座。新しいものに対する好奇心を飛び抜けて持っている世代。新製品や新技術に興味をもって使いこなそうとする。
 
老け込むまいという強い意志と、人との交流にずっと期待を持っていられるところと、新しいもの好きなところ。いつまでも若々しくいられるのでは。
 
世代天体のサインは、以前取り上げた村上春樹さんとまったく一緒。なぜなら、3年ぐらいしか生まれ年が変わらないから。
 
ざっくりまとめて、1943年頃から1949年頃までに生まれた方は全員この天体の組み合わせ。
なので、これはリンチ監督や村上春樹さんと同世代の方が持っている共通の特徴になります。
 
 
さて。次は、天体のモードとエレメントチェック。
活動:3+3+1=7 固定:0+0+1=1 柔軟:1+0+1=2
火:0+0+1=1 風:0+1+2=3 土:4+0+0=4 水:0+2+0=2
 
モードは活動サインが多すぎ。エレメントは土優勢。
 
太陽はみずがめ座とのボーダーラインギリギリでやぎ座。
リアリスト。社会の中での上昇志向。
つまり、野望や出世欲をちゃんと持って、一歩一歩泥臭くその実現に向けて登っていく。
そんなところにこの人のプライドがあって、そういう自分であり続けたいと思っている。
 
活動的な土。
自ら動いて、物事を形にせずにはいられない人です。そうせずにはいられないし、形に作り上げることを楽しいとも思っている。太陽と金星が合なので。
 
この太陽は、自分の力を試すためにチャレンジをするような環境にいる。
そこへ、かに座8ハウスから火星土星コンビが、常に強い衝動を与えている。
 
かにで8ハウス。大変水っぽい。人の感情・・・いやもっとふさわしい言葉があるな。
そう。情念。
情念を、もしかすると潜在意識レベルの深みで揺さぶるような、人の心のそんなにも深いところまで届くようなインパクトを加えて形にすることを、ずっと継続してやっていくという衝動の持ち主。
 
そして、その両方を、てんびん座11Hの木星が、「youやっちゃいなよ」って煽りまくる。
自由な思想のもとに膨らませていこうとする。
 
 
太陽と金星のいるやぎ座と、火星土星がいるかに座。
やぎ座は土。硬い。殻とか外骨格のようなもの。内と外とを隔てる。
かに座は水。柔らかい。形を持たない。何かの中に入って初めて、その器の形を借りる。
やぎ座とかに座の関係って、貝殻と、その柔らかい中身に例えられることがあります。
 
やぎ座が国家なら(国境で区切られて隔てられているでしょ?)、かに座はそこに住まう人々の心。民族の心だとたとえられます。
アメリカという国は、かに座生まれですしね。
リンチ監督はアメリカ人なので、彼が相手にするのはアメリカという国とアメリカ市民の心だね。
 
監督が撮る映画の中で、50年代のアメリカの懐メロとかがしばしば効果的に使われていたりするんですよ。
小道具でも、ドーナツとコーヒーとか。チェリーパイとかね。
古き良きアメリカ、と表現される時代への愛着やこだわりが感じられる。
 
そして、確かこの監督、海外ロケで映画を撮ったことないんじゃないかな。あったらごめんなさい。
異世界が舞台の映画はありますけどね。砂の惑星とか。
 
ここまでをまとめると。
自分の力を試せる環境に身を置いて、同胞の心を奥底から揺さぶるようなものを、自由な思想のもとで非常に活動的に、休むことなく形にしていく。
こういう生きかたをする、そのように思われたい人です。
 
 
月はおとめ座にあります。
彼の太陽は、上に書いたようにいろんな天体からの絡みがあって非常にパワフルです。
対して、この月は天王星からのスクエアぐらいしかない。
けれど、チャートの中で一番高い場所にいるのがこの月です。だから目立つのです。
 
個人としては、整理整頓されたきちっとしたところ、いやむしろ病院みたいに清潔で何もなく無味乾燥な場所にいると心安らぐ人だと思うんです。
自分枠をはみ出さざるを得なくなるような強いインパクトは、本来は欲しくない人。処理不能になるので。
なんですが、そうは問屋が卸さない。
 
見たことがないものや変わったものに、めちゃくちゃ好奇心をかき立てられるふたご座天王星がスクエアで入っているので、そういうものに突然出会う。
そして、この人の心を閉じさせてくれない。
むしろ刺激が過多で、ちょっと神経が休まらない感じがあります。
 
「見たことがないもの」って書きましたが、違いますね。
天王星は7ハウスにあるので、ものじゃない。人です。
「見たことない人や変わった人」です。つまりは変人。
日常で見かけた、おかしな人からのインパクトをものすごく受けて、それを心に蓄積する人です。
 
そういえば。
この人の作品には、変わった人がいつも唐突に出てきます。
いつも丸太を抱いているおばさんとか、宇宙と交信する軍のお偉いさんとか、道端で「鹿をはねてしまった」って泣き叫んでる女性とか。もうホントにいろいろ。
変なキャラクターがちょい役みたいな感じで、たいしてメインのストーリーには絡まないのに必ず出てくる。
それ、きっとここからきていたんでしょうね。
 
なので彼自身も、ちょっと感情が人とは違う感じがあるかもしれません。
人から見て意味の分からないことを突然始めたり、またそれを突然やめたり。
たぶんこの人自身が相当変人度高いです。
 
その月が、10ハウスという人の社会での立ち位置を表すところにあります。
しかもその入口にあるので、看板のごとく非常に目立つ。
ここに月がある人は、私生活に属する事柄を社会でやろうとする傾向にある。
この人の場合は、個人的なコーヒー好きが高じすぎて、コーヒー豆の通販を始めたとか。
何かの映画のディスクの特典が、ただ延々と庭でバーベキューをするだけの映像だったとか。
そんな話を聞いたことがあります。
 
 
さて。簡単にチャートを読んだところで。
次回は、この人の作品がわたしをどう満たしてくれているのか読んでみようと思います。

 

【タロット】物件はいつ探すと見つかる?(解決済)

【問い】駐車場を借りなければいけないが、とにかく物件がない。4/4~4/6の間に本気出して探してみるけれど、いつなら見つかる?

 

f:id:hannon-futaba:20190405005622j:plain

 

4/3の夜にカードを3枚引いて、どの日に見つかる可能性が高いか読んでみました。

 

左から、まず4/4のカード。

ソードのペイジ正位置。

ペイジっていうのは、騎士の身の回りの世話をする少年のことらしく、日本でいうお小姓さんのことです。

つまり、パシり君。占星術でいうところの水星のような。

ソードは剣。何かを断ち切るとこから、判断や情報、知性のはたらきを意味するといわれます。

師匠から聞いた話によると、失くしものを探すときにこのカードが出たら、その場所を探すと見つかるようなカードなんですって。

指令を受けて何かを調べに行って、目指すものを見つけて持って帰ってくるみたいな働き。取ってこいのカード。

このカードの白猫ペイジ君かわいい。ドヤ顔。

 

足を使ってたくさん調べるといいよ、っていう意味だと解釈しました。

 

4/5は、ワンドの4正位置。

腰を下ろして楽しそうにおしゃべり中。

気楽そうだけど、探す気はなさそう。

 

最後の4/6は、ワンドの9逆位置。

ここから先へは通さないぜ!って顔してる。

これはダメそうだ。

 

ということで、4/4に本気で物件を探しに行きました。

かけた電話が15回。

飛び込みで行ってみた不動産屋さんが5軒。

足を使って探しました。

 

結果から言うと、4/4にほんとに見つかりました!

予算はちょっとオーバーしたし、現状空いていないからだいぶ後日になってからの契約になるんですけどね。

でもとりあえず見つかった。ペイジ君ありがとう。

こういうことがあると、タロットがもっと好きになるし親しみもわいてきます。

 

【チャート読み】好きなクリエーターはわたしのどこを満たすのか ~村上春樹編 その2~

ではさっそく前回の続きを。

 

わたしのチャートを内側に、村上さんのチャートを外側にして重ねたものです。

緑で囲んだところが重要と思われるところ。

 

f:id:hannon-futaba:20190328082022p:plain

簡単に言いますね。

エレメントの話をすると、わたしのチャートは圧倒的に風エレメントが不足しているんです。

土星が一応みずがめ座に入っていますが、土星というのはざっくり言うと苦手意識を表したり、使えるようになるまで時間がかかるものだったりします。

なので、入っているけれどあんまり正視したくない(至らない自分を自覚させられるゆえ)ので、今までの経過もあってできればノーカンにしたい気持ちもちょっとあったりして。

 

さらに、わたしのチャートには天体がひとつも入っていないサインがいくつかあります。

おひつじ座、ふたご座、かに座、しし座、てんびん座、やぎ座、うお座

12個あるサインのうち、7個が空っぽなわけです。

このうちの、ふたごとてんびんが風のサイン。

残り1つの風のサイン、みずがめ座には土星があるけど、前述のとおりあえて見たくはない。

そういうわけで風成分が極端に少ないのがわたしのチャートです。

 

わたしのチャートに村上さんのチャートを重ねてみると・・・

なんと、空っぽだったふたご、しし、てんびん、やぎ、あと苦手なみずがめ、合計5つのサインに天体を入れてくれているんですね。

しかも、3つの風のサイン全部にもれなく天体が入る。

 

風のエレメントは、知を使って物事の違いを認識する、つまりは客観観する能力と関わるけれど、わたしのチャートはそこが薄いので、生来そういうのあんまり得意じゃないんです。

チャートを重ねてみてわかったのは、村上春樹さんのチャートが、その欠如をうまいこと埋めてくれているってことです。

 

似ているから好きなのか。違うから好きなのか。

わたしが村上春樹さんのファンであり、生み出される作品に惹かれてやまないのは、自分だけでは獲得しにくいであろう物事の見かたを教えてくれるから。

きっとそういうことだと思います。

 

 

【チャート読み】好きなクリエーターはわたしのどこを満たすのか ~村上春樹編 その1~

星占いの師匠が言っていた。

「好きな作家や映画監督のチャートを見ると、その人の作品のどこが自分を満たしてくれているのかがわかるよ」と。

確かに。

人の趣味嗜好は、その人の一面を表すね。

共通項があるから惹かれる。ないから惹かれる。どっちもある。

 

誰のチャートを読もうかと考えたとき、最初に浮かんだのが村上春樹さん。

日本人の現役作家で一番世界的な知名度がある、といってもぜんぜん誇張にならないこの方を取り上げてみようと思いました。

一番好きなのは、「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」。

「羊男のクリスマス」も好きです。佐々木マキさんの絵が最高。

 「ノルウェイの森」は、正直そんなでもないんだ。

 

f:id:hannon-futaba:20190328054930p:plain

村上春樹 1949.01.12 時刻不明 京都市
青丸で囲んだのが、重要かなと思ったポイント。

 

 

世代的な特徴から読んでみましょうか。まずは、世代天体からチェック。

 冥王星はしし座。心は永遠に青春のままでいることに、譲れないこだわりを持った世代。

海王星はてんびん座。人と人との関係性にいつまでも夢や期待を持つ世代。

天王星はふたご座。新しいものに対する好奇心を飛び抜けて持っている世代。新製品や新技術に興味をもって使いこなそうとする。

老け込むまいという強い意志と、人との交流にずっと期待を持っていられるところと、新しいもの好きなところ。いつまでも若々しくいられるのでは。

ざっくりまとめて、1943年頃からこの頃に生まれた方は全員この天体の組み合わせ。なので、これは村上さん世代の方が持っている共通の特徴になります。

 

 

さて。次は、天体のモードとエレメントチェック。

活動:1+1+1=3 固定:1+1+1=3 柔軟:2+1+1=4

火:1+0+1=2 風:2+1+2=5 土:1+2+0=3 水:0

風エレメントが強い。新しいことに反応。情報を流通させること=コミュニケーションに強い。さっぱりしたキャラクター。言葉を扱うのもうなずける。

水エレメントの天体が0。ここが個性的。情感で繋がりあうのは、この人にとっては馴れ合いなのかもしれない。

それより、言葉や理性で理解しあえばいいじゃない?っていうクールさ。

だから「風の歌を聴け」なのねw

モードには特に偏りなし。行動は攻守どちらもいけるし、様子見もできる。

 

太陽はやぎ座。リアリスト。社会の中での上昇志向。つまり、野望や出世欲をちゃんと持って、一歩一歩泥臭くその実現に向けて登っていく。そんなところにこの人のプライドがあって、そういう自分であり続けたいと思っている。

月はふたご座。こっちはキャラの特徴ですね。絶え間なくいろんな情報に触れずにはいられない人。ちょっといいなと思ったら、わりに何でもすぐ手を付ける。飽きて次にいくのも早い。日々ちょこちょこと変化がないとしんどくなる。私生活ではそんな感じ。

 

 

ものを書く人なので、水星をフィーチャーして表現のスタイルについて読んでみます。

 

水星はみずがめ座。火星と合。

クールなものの言いかた。透徹と俯瞰が特徴。

感情を高ぶらせて何かにぐっと近づいたり、特定のものだけを熱量を込めて克明に描写したりってことはあまりないのかな。

生々しさを排した、フラットな視点。人工的と言えるかな。

火星が、それを社会に押し出していく。スタイリッシュに。スマートに。

 

水星火星ペアに対して、ふたご座から月がトライン。てんびん座から海王星がトライン。風サインのグランドトラインが成立。

月が何にでも興味を持ち、無意識にいつでも雑多なことを取材し続け、海王星がどことも知れぬところから神話のようなファンタジーのような人間関係のイメージをくみ上げ、その両方を水星火星ペアが拾い上げて形にする。

 

グランドトラインは、本人にとってはごく当たり前のことを示すって言われている。いわばその人の中の自動装置のようなもの。止まらないけど、とめどもない。

 

そんなふわっとしたものにどっしりと打ち込まれた楔の役割をするのが、水星火星ペアに対して対向のしし座からオポジションアスペクトしている冥王星

 

グランドトライン+オポジションで、カイトと呼ばれる複合アスペクトができています。

何かを生み出すこと、創造しないと生きていけないぐらいのプレッシャーとモチベーションと、形にするための膨大なエネルギーを火星水星ペアに注ぎ込み、一気に生産性を極限まで上げるのが、しし座冥王星です。

 

つまり書かないといられない人なんだ。

でもって、書くだけではそのエネルギーを使いきれなくて、火星も使ってやっと消費しているんじゃないだろうか。

火星はフィジカル。肉体とか運動とかと関わりある天体。

村上さんはマラソンも盛んになさっていると聞いているので。

 

書くことだけでは全然消費が間に合わなくて、書くことにプラスして日々走ることでやっと使いきれるほどのエネルギーを、容赦なく供給され続けているってことです。

すごいね。

 

水星に対して、夢の海王星と根源的エネルギーの冥王星の2つの世代天体が絡んでいる。

時代世代と、言語までも超えて人を引きつける作品が生まれるわけを、少し理解したような気がします。

 

 

さて、では最初に戻って。

この人の作品がわたしをどう満たしてくれているのか。

長くなりましたので、この続きはまた次回に。

【オラクルカード】新しいオラクルカードを買った

しばらく前から気になっていたオラクルカードを、ひょんなところで見つけて即買いしました。

 

こんなのです。

f:id:hannon-futaba:20181212060746j:image

 

さっそく自分のためにカードを引いてみました。

 

【問】このオラクルカードはなぜわたしのところに来たのか
 
1枚目:今の状態
2枚目:その状態から、カードをきっかけにどのように変化するのか
 
f:id:hannon-futaba:20181212060846j:image
 
1枚目。左のカード。
実は、これが出るのは2回目だ。
死んだもの、もう終わったものとわかっていて、でも認めたくなくて、運命を共にしようとしている状態。
まるで喪に服すようだ。
この子、一緒に墓穴に入りたそうなんだよね。もしくは、隣に自分の墓穴を掘り始めそう。
そんなことは無理なのに。生者なんだから。
 
終わったもの、失われてしまったものはもう帰ってこない。
その形骸をいくら大切にしようとも。
 
心の整理をするべきときが来ている。
再出発を誓うときが来ている。
 
それをわたしに知らせるためにこのカードは来てくれたのだろう。
 
 
そして2枚目。右のカード。
普通に読めば、搾取の介在する関係性に縛られている、みたいな意味になるんだろうけど。
ここはもう少し自由に読んでみようかな。
 
骸骨は「メメント・モリ」のシンボル。
時の有限性。
占星術でいうなら、土星の象意だろう。
土星のシンボルは、死神が持つという命を刈り取る鎌のデザインでもあることだし。
 
わたしはこれから、土星たるものを体験的に理解しやすい年代に入っていくわけだけど、だからこそ意義深いね。このカードは。
 
まだ予想にしかすぎないけれど。
今のところわたしが理解している土星の意味からいうなら、たとえばこんなことかな。
 
生まれてからの経過時間よりも、残り時間のほうが少ない。
普通に考えたらそれは、可能性が少なくなることを意味する。
したいことがもはや物理的に不可能、っていう事態もあるかもしれない。
けれども。選択肢が少ないながら、その中から選びやすくなるというメリットができたともいえる。
土星の象意から考えて、その選択肢は突然変異的な毛色の変わったものではなくて、今まで生きてきたことのごくごく現実的な延長上にあるだろうから。
 
甘い予測に基づかず、等身大の自分とは何かを捉えること。
自分を必要以上に上げるのも下げるのも、ある意味現状無視であるということ。
 
捉えた等身大の自分の持つリソースを、よく把握して使いこなすこと。
そして結果に結びつけること。
 
そうやって、人生トータルで、その収支を自分の責任として受け止めること。
何かを自分以外に責任転嫁できる時期は、とっくに終わってるってことです。
 
 
 
スムーズにできないこと。
それこそが、わたしの伸びしろなんだ。
 

髪について

先日ふと思いついて、髪のカラーリングを予約。

メンバーズカードを見ると、5か月ぶりだったらしい。

今日行ってきました。

 

女の命だとはとても言えませんけど(そんなの怖くない?)、髪ってアンテナなんだそうです。

宗教者やアーティストに髪が長い人が多いのはそういうことらしいよ。インスピレーションを受けやすくなるんだとか。

 

じゃあお坊さんは?というと。

煩悩を断ち切るという決意ってことか?

それが正解かわかりませんけど。

 

失恋してバッサリ髪を切ったりするのは、思いを断ち切るメタファーとしての行為。

そして、アンテナの向きや信号受信域を変えるってことなんでしょうね。

 

ちなみにわたしのアンテナは。

6年物です。

秋らしく、深い赤を入れてもらいました。

 

そういえば、今日はさそり座で新月じゃないですか。

なんか非常に「らしい」ことをしたかもです。