【チャート読み】好きなクリエーターはわたしのどこを満たすのか ~村上春樹編 その2~
ではさっそく前回の続きを。
わたしのチャートを内側に、村上さんのチャートを外側にして重ねたものです。
緑で囲んだところが重要と思われるところ。
簡単に言いますね。
エレメントの話をすると、わたしのチャートは圧倒的に風エレメントが不足しているんです。
土星が一応みずがめ座に入っていますが、土星というのはざっくり言うと苦手意識を表したり、使えるようになるまで時間がかかるものだったりします。
なので、入っているけれどあんまり正視したくない(至らない自分を自覚させられるゆえ)ので、今までの経過もあってできればノーカンにしたい気持ちもちょっとあったりして。
さらに、わたしのチャートには天体がひとつも入っていないサインがいくつかあります。
おひつじ座、ふたご座、かに座、しし座、てんびん座、やぎ座、うお座。
12個あるサインのうち、7個が空っぽなわけです。
このうちの、ふたごとてんびんが風のサイン。
残り1つの風のサイン、みずがめ座には土星があるけど、前述のとおりあえて見たくはない。
そういうわけで風成分が極端に少ないのがわたしのチャートです。
わたしのチャートに村上さんのチャートを重ねてみると・・・
なんと、空っぽだったふたご、しし、てんびん、やぎ、あと苦手なみずがめ、合計5つのサインに天体を入れてくれているんですね。
しかも、3つの風のサイン全部にもれなく天体が入る。
風のエレメントは、知を使って物事の違いを認識する、つまりは客観観する能力と関わるけれど、わたしのチャートはそこが薄いので、生来そういうのあんまり得意じゃないんです。
チャートを重ねてみてわかったのは、村上春樹さんのチャートが、その欠如をうまいこと埋めてくれているってことです。
似ているから好きなのか。違うから好きなのか。
わたしが村上春樹さんのファンであり、生み出される作品に惹かれてやまないのは、自分だけでは獲得しにくいであろう物事の見かたを教えてくれるから。
きっとそういうことだと思います。